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2026/07/15 21:24
広島生まれの柑橘「瑞季」を育て、7月に届ける理由
広島生まれの柑橘「瑞季(みずき)」の冷蔵販売を始めました。
瑞季は、果汁が多く、やわらかな甘みとほどよい酸味、文旦を思わせる爽やかな風味が特徴の柑橘です。
まだ広く知られている品種ではありませんが、私が瑞季を育てているのには、いくつか理由があります。
今回は、なぜ私が瑞季を栽培し、春に収穫した果実を7月まで貯蔵して販売しているのかをご紹介します。
広島で生まれた柑橘だから
一つ目の理由は、瑞季が広島で生まれた柑橘だからです。
私たちは、広島県尾道市の因島で柑橘を育てています。
全国で栽培されている有名な品種を育てるだけでなく、広島で生まれた品種を広島の農園で育て、全国へ届けることにも意味があると考えています。
瑞季は、まだ名前を知らない方も多い柑橘です。
だからこそ、私たちが育て、販売し、その味や特徴を伝えていきたいと思っています。
貯蔵性の高さに魅力を感じたから
二つ目の理由は、瑞季の貯蔵性です。
柑橘の多くは、収穫時期に販売が集中します。
瑞季は春に収穫する柑橘ですが、冷蔵で貯蔵することで、春だけでなく、その先の季節にも販売できる可能性があります。
収穫した果実を長く販売できれば、販売時期を分散でき、農園としても新しい商品をつくることができます。
今年は、状態の良い果実を選び、冷蔵庫で貯蔵しながら、7月の販売に取り組んでいます。
夏に食べられる柑橘が少ないから
三つ目の理由は、夏に食べられる国産柑橘が少ないことです。
冬から春にかけては、温州みかん、はっさく、レモン、中晩柑など、さまざまな柑橘があります。
一方、夏になると、国産の柑橘を見かける機会は少なくなります。
暑い季節にも、果汁の多い爽やかな柑橘を楽しんでいただきたい。
瑞季の貯蔵性を生かせば、柑橘が少なくなる季節に、新しい選択肢を届けられるのではないかと考えています。
形が可愛いから
もう一つ、単純ですが大切な理由があります。
瑞季は、形が可愛い柑橘です。
一玉が大きく、丸みがありながら、少し平たい独特の形をしています。
箱を開けたとき、手に持ったとき、切ったときにも、ほかの柑橘とは違う存在感があります。
果物は、味だけで選ばれるものではありません。
見た目に心が動くことや、誰かに見せたくなることも、果物の価値の一つだと考えています。
春に収穫した瑞季を、7月に届ける
今回販売している瑞季は、春に収穫した果実の中から状態の良いものを選び、冷蔵で貯蔵してきたものです。
冷蔵庫に入れておけば、すべての果実をそのまま販売できるわけではありません。
貯蔵中にも果実の状態は変化するため、発送前に一玉ずつ確認し、状態の悪いものを除いて箱詰めしています。
冷蔵貯蔵品のため、果皮にスレや色むらが見られる場合がありますが、ご家庭で味わっていただけるものを選んでお届けします。
まずは少し試してみたい方へ
今回、瑞季を初めて知った方にも手に取っていただきやすいように、お試し商品をご用意しました。
また、瑞季をしっかり楽しみたい方に向けた商品や、瑞季を中心に紅八朔とレモンを組み合わせた冷蔵柑橘セットも販売しています。
広島で生まれ、貯蔵することで夏にも楽しめる瑞季。
形も含めて、この柑橘の魅力を感じていただければと思います。


